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2002/1/4
三菱自動車/ラリーアート・パリダカ速報:
第3レグレポートをご送付いたします。

・三菱自動車/ラリーアート・インターネット速報
 (以下のホームページでご覧になれます)
 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/DAKAR/
 
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             2003年ダカールラリー
              [第3レグレポート]
               1月4日(土)発行

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            1月3日(金)第3レグ結果
             カステリヨン〜バレンシア
   リエゾン5キロ〜SS8キロ〜リエゾン82キロ/総走行距離95キロ


         03年パリダカ、ヨーロッパステージ終了
     三菱ラリーアートチーム総合1−2位でアフリカステージへ
        「チームENEOS三菱ラリーアート」の増岡浩
          SSトップタイムで総合2位に浮上!


           総合成績(第3レグ終了時・暫定)
 マルセイユから934キロ走破、シャルムエルシェイクまであと7,642キロ

 順位 ドライバー      車両(カッコ内は部門)      タイム

  1 S・ペテランセル   三菱パジェロエボリューション(2)45分35秒
  2 増岡 浩       三菱パジェロエボリューション(2)   29秒
  3 G・ドゥビリエ    日産ピックアップ(2)         33秒
  4 M・ビアシオン    三菱パジェロ(2)         1分04秒
  5 A・バタネン     日産ピックアップ(2)       1分06秒
  6 G・ドメビウス    BMW・X5(2)         1分18秒
  7 C・スーザ      三菱ストラーダ(2)        1分29秒
  8 篠塚 建次郎     日産ピックアップ(2)       1分51秒
  9 J−P・フォントネ  三菱パジェロ(2)         2分01秒
 10 T・ドゥラベルニュ  日産ピックアップ(2)       2分04秒
 14 J−L・シュレッサー シュレッサー・フォード(2)    3分27秒
 48 J・クラインシュミットVW・ターレック(2)      11分04秒
 63 浅賀 敏則      トヨタ・ランドクルーザー(1)  13分19秒
 84 尾上 茂       スズキ・エスクード(2)     16分48秒
117 片山 右京      トヨタ・ランドクルーザー(1)  31分22秒

 日本時間4日午前6時入電
 1位のタイムは第2レグ・SS2からの合計所要時間とペナルティーの合計、
 2位以下のタイムはトップとの差
 (1)=プロダクション部門、(2)スーパープロダクション部門


             第3レグ結果(暫定)

 順位 ドライバー      車両(カッコ内は部門)      タイム

  1 増岡 浩       三菱パジェロエボリューション(2)6分42秒
  2 S・ペテランセル   三菱パジェロエボリューション(2)   5秒
  3 S・アンラール    VW・ターレック(2)        13秒
  4 篠塚 建次郎     日産ピックアップ(2)        14秒
  5 M・ビアシオン    三菱パジェロ(2)          17秒
  6 G・ドゥビリエ    日産ピックアップ(2)        21秒
  7 A・バタネン     日産ピックアップ(2)        24秒
  8 D・デピン      VW・ターレック(2)        26秒
  9 C・スーザ      三菱ストラーダ(2)         28秒
 10 J−P・フォントネ  三菱パジェロ(2)          30秒
 11 J−L・シュレッサー シュレッサー・フォード(2)     37秒
 12 G・ドメビウス    BMW・X5(2)          39秒
 15 J・クラインシュミットVW・ターレック(2)        53秒
 51 浅賀 敏則      トヨタ・ランドクルーザー(1)  2分20秒
 81 尾上 茂       スズキ・エスクード(2)     3分18秒
 90 片山 右京      トヨタ・ランドクルーザー(1)  3分43秒

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 2003年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリ
ダカ)は1月3日(金)、スペインのカステリヨンからバレンシアまで第3レグ95
キロを行った。地中海を見晴らすビーチに設けられたSS(競技区間)8キロを走り、
「チームATS三菱ラリーアート」のステファン・ペテランセル(フランス、三菱パ
ジェロエボリューション)が総合首位を守った。「チームENEOS三菱ラリーアー
ト」の増岡浩(三菱パジェロエボリューション)はこの日のSSで今大会初のトップ
タイムを出し、総合2位に浮上した。
 初のワークス参戦となった日産のジニール・ドゥビリエ(南アフリカ、日産ピック
アップ)が3位に食い込み、WRCで2度の世界チャンピオンの実績を持つ「チーム
ATS三菱ラリーアート」のミキ・ビアシオン(イタリア、三菱パジェロ)が4位、
“砂漠のライオン”の異名をとったアリ・バタネン(フィンランド、日産ピックアッ
プ)が5位につけている。「チームENEOS三菱ラリーアート」のジャンピエール
・フォントネ(フランス、三菱パジェロ)は9位。また三菱ストラーダのカルロス・
スーザ(ポルトガル)が7位につけた。ラリーはこれでヨーロッパラウンドを終え、
5日(日)からいよいよ本格的な闘いの場、アフリカで競技が始まる。


■ペテランセルの三菱パジェロエボリューションが総合首位

 2日連続で総合首位のペテランセルの声は弾んでいた。「ずっとこういう具合にい
くといいね。今日は砂のコースだったが、それほど難しくはなかった。チュニジアの
最初のSSでは一番手で走ることになりますが、気にしてはいません。船の中では砂
漠の戦いに向けて気持ちを集中できるよう務めますよ」と話していた。


■増岡、SSトップでいよいよ本領発揮

 増岡もSSトップタイムを出し、そろそろ本気を出してきた模様だ。首位のペテラ
ンセルに29秒差に迫ってアフリカへ渡る。「今日はお客さんもたくさんいましたか
らジャンプするのにもやりがいがありましたね。いい感じで走れました。とりあえず
勢いをつけてヨーロッパを終わりたかったので、良かったです」と明るい表情で話し
ていた。

 元WRCチャンピオン、ビアシオンも大きなトラブルなくヨーロッパラウンドを終
えた。この日のSSタイムは5位(総合4位)とまずまずだ。「ヨーロッパで頑張り
すぎて、もしものことがあったらつまらないですからね。トップのペテランセルより、
総合で1分ほど遅れてますが、全然問題ありません。アフリカでなら一日で簡単に逆
転できる差です。本当の勝負はこれからです」。

 フォントネも安定したペースで走っている。フォントネはビーチの特設コースに感
心したようで、「よくできてました。コースにはいくつもの土盛りしたコブが作られ、
柔らかい砂をうまく使ってあって、アマチュアの人にはアフリカに向けてのいい足馴
らしになるでしょう」と話していた。

 三菱パジェロ勢に混じって、三菱ストラーダのスーザも健闘している「ラリーの本
番はチュニジアの2日目、第5レグからでしょう。ヨーロッパラウンドというのは勝
負うんぬんよりも、人のたくさんいるところでお客さんやスポンサーに見て頂くこと
に意味があるわけでしょう。私が見たところ、上位15台ぐらいは頑張りすぎかもし
れない。ヨーロッパといってもリエゾンが長くてトータルでは案外長距離を走ってい
るから、頑張って走ったせいでメカニックの余分な仕事が増えたんじゃないかな」こ
こ数年パリダカに参戦しているスーザは笑みを浮かべての面白い発言だった。


■世界各国から三菱パジェロやストラーダで、プライベーターがエントリー

 パリダカはワークスチームだけでなく、プライベーターたちのアドベンチャーラリ
ーとしての一面も持っている。
 ドイツ人ドライバーのアンドレア・メイヤーは元2輪ライダー。KTMで走り、ト
ップ10をにぎわしていたが、今年は4輪に転向しディーゼルエンジンの三菱パジェ
ロで参戦している。「正直言って2輪に比べて肉体的な疲れは少ないですね。でも今
年は去年までとはすべてが違うラリーだと思って走っています」。
 スペインからは、ホセルイス・モンテルドが16位、毎回お馴染みのミゲール・プ
リエトが19位。ブラジル人のクレーベル・コルベルグが18位、その他、日本、フ
ランス、イタリア、オランダ、ポルトガル、中国、チュニジアなど世界各国から三菱
車で20台、三菱ラリーアートのワークスチーム4台とスーザの1台を含めると25
台が参加している。

 ラリーはカステリヨンの浜辺を走りバレンシアへ向かう95キロの短い行程を終え
た。競技車はバレンシアからフェリーに乗船し、アフリカでのスタート地となるチュ
ニジアの首都チュニスに向け3日(金)深夜出発。二晩を船上で過ごし、1月5日(
日)早朝に到着する予定。

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1月4日(土)は競技が行われないため1月5日(日)はレポート発行致しません。
次回のパリダカレポートは1月6日(月)発行。第4レグの模様をお届けします。

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■テレビ放映予定


◇テレビ東京(全国6局ネット※)
 スポーツニュース「激スポ!」
 1月4日(土)23時25分〜24時05分枠で放映。
 1月5日(日)23時24分〜24時00分枠で放映。

◇BS−i(衛星放送)
 「Heart−Beat Weekend」
 1月5日(日)22時〜23時枠で放映。

※TV東京、TV北海道、TV愛知、TV大阪、TVせとうち、TVQ九州放送

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2003年ダカールラリー公式サイト
http://www.dakar.com/

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     三菱チームの詳細情報は、以下のホームページでご覧頂けます

           http://www.ralliart.co.jp
    http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/index_j.html

  また、ラリー中の写真が下記のホームページよりダウンロード可能です。
              ご利用ください。

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/03dakar_j/photo/index.html

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           三菱自動車/ラリーアートi-news

 携帯電話(ドコモのi-mode)でパリ〜ダカールラリーニュースがご覧になれます。
  外出先からも三菱自動車/ラリーアートのパリダカ速報をお楽しみ下さい!

              携帯電話対応URL

       http://www.mitsubishi-motors.co.jp/DAKAR/i/

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203/1/3
三菱自動車/ラリーアート・パリダカ速報:
第2レグレポートをご送付いたします。

・三菱自動車/ラリーアート・インターネット速報
 (以下のホームページでご覧になれます)
 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/DAKAR/
 
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             2003年ダカールラリー
              [第2レグレポート]
               1月3日(金)発行

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            1月2日(木)第2レグ結果
             ナルボンヌ〜カステリヨン
 リエゾン21キロ〜SS43キロ〜リエゾン510キロ/総走行距離574キロ

           総合成績(第2レグ終了時・暫定)
 マルセイユから839キロ走破、シャルムエルシェイクまであと7,737キロ

 順位 ドライバー      車両(カッコ内は部門)      タイム

  1 S・ペテランセル   三菱パジェロエボリューション(2)38分48秒
  2 G・ドゥビリエ    日産ピックアップ(2)         17秒
  3 増岡 浩       三菱パジェロエボリューション(2)   34秒
  4 G・ドメビウス    BMW・X5(2)           44秒
  5 A・バタネン     日産ピックアップ(2)         47秒
  6 M・ビアシオン    三菱パジェロ(2)           52秒
  7 C・スーザ      三菱ストラーダ(2)        1分06秒
  8 T・ドゥラベルニュ  日産ピックアップ(2)       1分27秒
  9 J−P・フォントネ  三菱パジェロ(2)         1分36秒
 10 篠塚 建次郎     日産ピックアップ(2)       1分42秒
 14 J−L・シュレッサー シュレッサー・フォード(2)    2分55秒
 64 J・クラインシュミットVW・ターレック(2)      10分16秒
 77 浅賀 敏則      トヨタ・ランドクルーザー(1)  11分04秒
 97 尾上 茂       スズキ・エスクード(2)     13分35秒
122 片山 右京      トヨタ・ランドクルーザー(1)  27分44秒

 日本時間3日午前6時入電
 1位のタイムはSS合計所要時間とペナルティーの合計、
 2位以下のタイムはトップとの差
 プロローグランのタイムは加算されません
 (1)=プロダクション部門、(2)スーパープロダクション部門

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 2003年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリ
ダカ)は1月2日(木)、フランスのナルボンヌからスペインのカステリヨンまで第
2レグ574キロ、うちSS(競技区間)43キロを走り、「チームATS三菱ラリ
ーアート」のステファン・ペテランセル(フランス、三菱パジェロエボリューション
)が総合首位に立った。「チームENEOS三菱ラリーアート」の増岡浩(三菱パジ
ェロエボリューション)は3位、「チームATS三菱ラリーアート」のミキ・ビアシ
オン(イタリア、三菱パジェロ)が6位、「チームENEOS三菱ラリーアート」の
ジャンピエール・フォントネ(フランス、三菱パジェロ)は9位。また三菱ストラー
ダのカルロス・スーザ(ポルトガル)が7位につけた。

 この日のSSはテストコースとして知られるフランス南部のシャトー・ラスツール
にも近い山間部で行われた。辺りは霧がかかり、ホコリっぽいグラベルのコースだ。
母国フランス内のSSで首尾よく総合首位に立ったペテランセルはなかなかうれしそ
う。「今日はそんなにプッシュしたというわけではないんですが、いいリズムに乗れ
ました。10kmぐらい走ったところで前にいた篠塚(日産)の上げているホコリが
見えてきましたから、これはいいタイムが出そうだなとは思いましたけどね」。

 増岡は南アフリカの若いドライバー、ジニール・ドゥビリエ(日産)に続く3位。
トップとの差は34秒。「なかなかスリッピーな道でしたね。道幅も狭かったですし、
今からプッシュしていてもリスクが大きくなるだけで後が続きませんからね」と余裕
たっぷりの感じ。

 ビアシオンも6位タイムに満足そうだ。「特に問題はありません。道幅がずいぶん
ギチギチで、リスクを負ってまで頑張ろうという気にはなりませんでした」。

 フォントネは9位タイムだった。「遅い車にしばらく引っかかって、そこでタイム
ロスしてしまいました」ということだった。

 その後三菱ラリーアートチームは、ロックフォール・デ・コルビエールの近くでシ
ョートサービスを受けた後、国境を越えスペイン入り。510kmのリエゾン(移動
区間)を走り、宿泊地のカステリヨンに到着した。

 1月3日(金)の第3レグはカステリヨンからバレンシアまで走る。まず砂地のリ
エゾンを5キロ走り、8キロのSSを競った後、リエゾン82キロを走りバレンシア
に到着。ここで2輪、4輪、カミオン(トラック)全てフェリーに乗船し、地中海を
渡る。2晩かけてチュニジアの首都、チュニスの港へ到着する。アフリカ最初のステ
ージは1月5日(日)から始まる。
 
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次回のパリダカレポートは1月4日(土)発行。第3レグの模様をお届けします。

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■テレビ放映予定

 いよいよパリダカのTV放映が始まります。是非ご覧ください。

◇テレビ東京(全国6局ネット※)
 スポーツニュース「激スポ!」
 1月4日(土)23時25分〜24時05分枠で放映。

◇BS−i(衛星放送)
 「Heart−Beat Weekend」
 1月5日(日)22時〜23時枠で放映。

※テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビ大阪、テレビせとうち
 ティー・ヴィー・キュー九州放送

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2003年ダカールラリー公式サイト
http://www.dakar.com/

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     三菱チームの詳細情報は、以下のホームページでご覧頂けます

           http://www.ralliart.co.jp
    http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/index_j.html

  また、ラリー中の写真が下記のホームページよりダウンロード可能です。
              ご利用ください。

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/03dakar_j/photo/index.html

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           三菱自動車/ラリーアートi-news

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  外出先からも三菱自動車/ラリーアートのパリダカ速報をお楽しみ下さい!

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2003/1/2
三菱自動車/ラリーアート・パリダカ速報:
第1レグレポートをご送付いたします。

・三菱自動車/ラリーアート・インターネット速報
 (以下のホームページでご覧になれます)
 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/DAKAR/
 
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             2003年ダカールラリー
              [第1レグレポート]
               1月2日(木)発行

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             1月1日(水)第1レグ結果
              マルセイユ〜ナルボンヌ
      SS1キロ〜リエゾン264キロ/総走行距離265キロ


             03年パリダカ スタート!
     「チームENEOS三菱ラリーアート」の増岡浩は3位で発進


            総合成績(第1レグ終了時・暫定)
 マルセイユから265キロ走破、シャルムエルシェイクまであと8,311キロ

順位 ドライバー       車両(カッコ内は部門)       タイム

 1 篠塚 建次郎      日産ピックアップ(2)       1分43秒
 
 2 S・ペテランセル    三菱パジェロエボリューション(2)   01秒
 3 増岡 浩        三菱パジェロエボリューション(2)   01秒
 4 M・ビアシオン     三菱パジェロ(2)           03秒
 5 S・アンラール     VW・ターレック(2)         06秒
 6 J−P・フォントネ   三菱パジェロ(2)           07秒
 7 T・マニャルディ    ホンダ・シビック(2)         08秒
 8 J−L・シュレッサー  シュレッサー・フォード(2)      08秒
 9 J−M・セルビア    シュレッサー・フォード(2)      09秒
10 A・バタネン      日産ピックアップ(2)         10秒
12 J・クラインシュミット VW・ターレック(2)         11秒
19 C・スーザ       三菱ストラーダ(2)          15秒
50 浅賀 敏則       トヨタ・ランドクルーザー(1)     37秒
62 片山 右京       トヨタ・ランドクルーザー(1)     43秒
72 尾上 茂        スズキ・エスクード(2)        47秒

 日本時間2日午前6時入電
 1位のタイムはSS合計所要時間とペナルティーの合計、
 2位以下のタイムはトップとの差
 (1)=プロダクション部門、(2)スーパープロダクション部門

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 2003年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリ
ダカ)は1月1日(水)17時に二輪が、19時に四輪が、フランス・マルセイユで
華々しくスタートを切った。初日はマルセイユのシャノ広場の特設コースで1キロの
プロローグランを行い、三菱のステファン・ペテランセル(フランス、三菱パジェロ
エボリューション)が2位、「チームENEOS三菱ラリーアート」の増岡浩(三菱
パジェロエボリューション)は3位、ミキ・ビアシオン(イタリア、三菱パジェロ)
が4位、ジャンピエール・フォントネ(フランス、三菱パジェロ)が6位で走り上々
のスタートを切った。初日のトップは篠塚建次郎(日産)で1分43秒のタイム。

 記念すべき25回目のパリダカは2輪162台、4輪130台、トラック51台、
合計343台の競技車両参加で始まった。ファンサービスのプロローグランは、普段
自転車競技コースとして使われている会場で行われた。スタンドは大観衆で埋め尽く
され、競技車2台同時スタートの特設グラベルコースを走るプロローグランで19日
間、8600キロの壮大なラリーが幕を開けた。
 三菱ラリーアートチームのドミニク・セリエス監督はいよいよ始まったラリーに気
を引き締める。「今日は初日としては最高の出来だったと思います。ラリーの始まり
をたくさんのお客さんが楽しんでくれたようですから。もちろん、今日の順位はラリ
ー全体にはほとんど関係ありませんし、本当の難しい走りはまだまだ先ですけどね」
と話した。
 スタート前に「プロローグでのタイムは気にしていません。車を壊さず、確実に走
ることが目標です。勝負はアフリカです」と語っていた増岡は、その言葉通り、高く
飛ぶことを避け、車をいたわる感じで走った。タイムこそ篠塚に1.1秒遅れをとっ
たが、アンダーガードを壊すほど激しく走ったペテランセルに次ぐ3番手のタイムで、
堅実な走りを身につけてきていることを示した。「熱くなったら車にダメージを与え
るようなことになります。冷静に、リラックスして走ることを自分に言い聞かせなが
ら、走りました。この結果は十分だと思います。アフリカまでは、このペースで行き
ます」と増岡。
 
 プロローグランを終えた後、競技車はいったんマルセイユの北西に向かい、サロン
・ド・プロバンスのCP(チェックポイント)を通った後、ニームにある古代円形劇
場内に設けられたカフェで食事をとり、最初の宿泊地ナルボンヌのエキジビションパ
ークへ向かった。ここはでナルボンヌの中心街を通るが、大勢のファンがたくさん集
まりラリー車見物を楽しんでいた。
 1月2日(木)の第2レグは21キロのリエゾン(移動区間)を走った後、コルビ
エール村の近くで43キロのSS(競技区間)を走り、その後再び510キロのリエ
ゾンを走り国境を越えてスペインに入り、宿泊地のカステリヨンへ向かう。
 
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次回のパリダカレポートは1月3日(金)発行。第2レグの模様をお届けします。

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2003年ダカールラリー公式サイト
http://www.dakar.com/

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     三菱チームの詳細情報は、以下のホームページでご覧頂けます

           http://www.ralliart.co.jp
    http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/index_j.html

  また、ラリー中の写真が下記のホームページよりダウンロード可能です。
              ご利用ください。

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/03dakar_j/photo/index.html

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           三菱自動車/ラリーアートi-news

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  外出先からも三菱自動車/ラリーアートのパリダカ速報をお楽しみ下さい!

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2002/12/31
三菱自動車/ラリーアート・パリダカ速報:
車検レポートをご送付いたします。

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             2003年ダカールラリー
               [車検レポート]
              12月31日(火)発行

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          03年パリダカ、いよいよ元旦スタート
          連覇を狙うエース 増岡浩は、気合十分


 2003年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリ
ダカ)は12月30(月)31日(火)に公式車検を行い、2003年1月1日にフ
ランス、マルセイユのシャノ広場でスタートする。三菱ラリーアートチームは三菱パ
ジェロエボリューション2台、三菱パジェロ2台の合計4台体制で出場。日本人エー
スの増岡浩(三菱パジェロエボリューション)は「チームENEOS三菱ラリーアー
ト」から出場する。

 2003年のパリダカは最終的には2輪184台、4輪132台、トラック50台、
合計366台のエントリーがあり、エンジニア、メカニックやスタッフらもスタート
地のマルセイユに続々と到着した。これから始まる19日間8600kmの過酷な戦
いに向け、各チームは最後の準備と調整を行った。30日(月)は日産、BMW、シ
ュレッサー、トヨタなどが車検をパス。三菱、フォルクスワーゲンは31日(火)に
車検を受ける。

 堂々のディフェンディング・チャンピオンとして参戦する増岡の狙いはズバリ「連
覇」にある。「2001年には悔しい負け方をしてしまいましたが、同時に互角に走
れたことが大きな自信になって2002年に繋がりました。今年はチャンピオンとし
てもちろんプレッシャーはありますが、今はスタートに集中するよう努めています」
と増岡。

 パリダカの2輪部門で6回の優勝という無敵を誇ったステファン・ペテランセルは、
「パジェロエボリューションはいい車です。11月のUAEデザートチャレンジです
でに車の力は証明されていますが、この車で初めてのパリダカにすごく期待していま
す。いまから楽しみです」とペテランセルは語る。
 ジャンピエール・フォントネ(フランス)はパリダカ参戦実に21回のベテランは
今回三菱パジェロでの出場だ。「今年もずっと開発にかかわってきて、いくつか目覚
ましい改良もできました。重心が下がって、よりパワーが出るようになっています」

 三菱パジェロで優勝を狙うミキ・ビアシオン(イタリア)は、三菱ラリーアートチ
ームでは今回が初出場だが、パリダカにこれまでカミオンで2回参戦しパリダカの経
験は積んでいる。「三菱チームで走ることができて、大変すばらしいと思っています
よ。まずペースをつかんで、それから勝負に出たいですね」。
 ビアシオンは大晦日はマルセイユのホテルで家族と共に過ごす予定だ。このホテル
はマルセイユの港が一望できる絶好のロケーションだ。「スタート前夜を妻と子供と
共に過ごすことができて、ちょっとしたクリスマスプレゼントみたいですよ。これだ
けの大きなラリーの直前にこういう時間が持てるのは初めてです。まあ、世界ラリー
選手権を戦っていたころにはまだ子供が生まれていませんでしたけどね」と冗談っぽ
くビアシオンは語った。

 ここ数年三菱ストラーダで参戦し、すっかりお馴染みのカルロス・スーザ(ポルト
ガル)は今回もストラーダで参戦する。コ・ドライバーは今回22回目のパリダカと
なるベテランのアンリ・マーニュが務める。「2000年のリビアでの大事故のこと
は今でもはっきり覚えています。大怪我で引退すべきかどうか決断を迫られて、走り
続けると決めた。その結果2001年、2002年とも5位入賞できました。今回は
もっと順位を上げていきたいですね」。

 2003年パリダカの最初の走行となる第1レグはマルセイユで1kmのプロロー
グランを走り、その後、290kmを移動してビバーク地のナルボンヌへ向かう。プ
ロローグランの会場はシャノ広場のパラレルの特設コース。サーキットに集まる大勢
の観客の前で03年パリダカは幕を開ける。

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■「チームENEOS三菱ラリーアート」増岡浩に聞く
 (12月29日マルセイユにて)

 ―スタートが迫りました。

 「ええ、シェイクダウン・テストの結果も良かったので、安心しています。20日
にマルセイユに入り、心の準備と体のトレーニングの仕上げをしました。今はすっか
りリラックスしています」

 ―10日も早くスタート地にいるのは初めてでしょう?

 「そうです。ここは暖かくていいです。軽いジョギングや散歩などで、気持ちの入
れ替えも出来ました。今は心配することは何もありません」

 ―1人で過ごした1週間は、それなりの効果があった訳ですか?

 「パリダカの勝負は、自分を見つめながら、いかにリラックスするかです。多くの
ライバルがいますが、相手と戦って勝つと言うのではなく、自然に走れば“勝てるん
だ”の自信がわき上がってきました」
 風は少し冷たいが、陽ざしは強い。曇天のパリに比べ、コートダジュールへと続く
地中海沿岸、明るい空のマルセイユは増岡の心も和ませたようだった。
 
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次回のパリダカレポートは1月2日(木)発行。第1レグの模様をお届けします。

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2003年ダカールラリー公式サイト
http://www.dakar.com/

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     三菱チームの詳細情報は、以下のホームページでご覧頂けます

           http://www.ralliart.co.jp
    http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/index_j.html

  また、ラリー中の写真が下記のホームページよりダウンロード可能です。
              ご利用ください。

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/motorsports/03dakar_j/photo/index.html

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       http://www.mitsubishi-motors.co.jp/DAKAR/i/

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