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2003/8/4 | ラリーアートニュース03-044 |
www.ralliart.co.jp RAI−03−044 2003年8月4日 株式会社ラリーアート ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ ’03全日本ダートトライアル選手権第5戦 N4クラスで三菱ランサーエボVIII 荒井信介選手、宝田芳浩選手がワン・ツー! N3クラスでも三菱ミラージュ 熊川嘉則選手が優勝! ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ ■<結果>*タイム表示は(分’秒) <N4クラス> 1601cc〜、4WDのN車両 参加台数24台(三菱車19台) 順 ドライバー 車 両 タイム 1 荒井 信介 (CMSC群馬) 三菱ランサーエボリューション 1’39.493 2 宝田 芳浩 (CMSC札幌) 三菱ランサーエボリューション 1’40.483 3 北村 和浩 スバル・インプレッサ 1’40.605 4 吉村 修 (CMSC大阪) 三菱ランサーエボリューション 1’41.816 5 屋代 博美 三菱ランサーエボリューション 1’41.866 6 角皆 昭久 三菱ランサーエボリューション 1’41.896 <S3クラス> 2501cc〜、4WDのS車両 参加台数17台(三菱車12台) 順 ドライバー 車 両 タイム 1 谷田川敏幸 スバル・インプレッサ 1’38.242 2 櫛田 正文 (CMSC岐阜) 三菱ランサーエボリューション 1’39.437 3 亀山 晃 三菱ランサーエボリューション 1’40.082 4 梶岡 悟 スバル・インプレッサ 1’40.904 5 渋谷 真 スバル・インプレッサ 1’41.490 6 丹羽 政彦 三菱ランサーエボリューション 1’41.980 <N2クラス> 〜1600cc、2WDのN車両 参加台数11台(三菱車3台) 順 ドライバー 車 両 タイム 1 三浦 正博 ホンダ・シビック 1’46.687 2 山尾 英史 ホンダ・シビック 1’48.318 3 和泉 泰至 三菱ミラージュ 1’49.811 4 太田 延昭 (CMSC浜松) 三菱ミラージュ 1’50.021 5 児島 泰 ホンダ・シビック 1’50.487 6 新山 信夫 ホンダ・シビック 1’50.756 <Dクラス> 排気量無区分、自由改造 参加台数12台(三菱車10台) 順 ドライバー 車 両 タイム 1 大井 義浩 スバル・インプレッサ 1’36.913 2 堀内 幸一 三菱FTO 1’41.981 3 河内 渉 (CMSC広島) 三菱ミラージュ 1’42.022 4 塩川 貴彦 スバル・インプレッサ 1’42.223 5 高杉 卓志 三菱GTO 1’43.419 6 江川 博 三菱ランサーエボリューション 1’44.225 *CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF 登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF 登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■<開催概要> 1.開 催 日8月3日(日) 2.開催場所「オートランドスナガワ」北海道砂川市 3.参加台数103台(三菱車 45台) ※ターボ付き車両は、排気量の1.7倍によりクラス分けされる −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ’03全日本ダートトライアル選手権の第5戦「2003北海道ダートスペシャル inスナガワ」が、8月3日(日)、北海道砂川市の「オートスポーツランドスナガ ワ」で開催された。同大会には8クラスに103台が参加し、三菱車は、従来のAク ラスよりも厳しく改造範囲を制限され、市販車により近い状態で戦うN4クラス、従 来のCクラスに相当する改造範囲の広いS3クラスを中心に45台がエントリー。当 日の天候は雨。前夜から降り続き、終日に渡って断続的に強く降る悪天候となった。 このため、路面にはところどころ深い水溜りができ、派手なウオータースプラッシュ が上がると同時に、水の影響でエンジン電気系などに不調をきたす参加者も複数発生。 全国屈指のハイスピードコースも雨による超ウェットコンディションにより、豪快な 走りができなかった。また、午前中の1本目走行により路面状況が悪化したことによ り、大半の参加者は午後の2本目でタイムアップを果たせず、結果的に1本目勝負と なった。 N4クラスでは昨年のAIVクラスチャンピオン荒井信介選手(CMSC群馬)が、 1本目トップタイムを記録、渾身のアタックを決めただひとり1分39秒台に入る好 タイムで優勝。現在ポイントランキングトップで三菱ランサーエボリューション VIIIを駆る宝田芳浩選手(CMSC札幌)も2位入賞でランキングトップの座を守っ た。また、吉村修選手(CMSC大阪)が4位、屋代博美選手が5位など、三菱ラン サーは上位10台中実に8台を占める圧倒的な強さを発揮した。 一方、N3クラス(1601cc〜、2WD)では熊川嘉則選手(三菱ミラージュ )が1本目でベストタイムを記録して優勝。N 2クラスでは太田延昭選手(CMS C浜松・三菱ミラージュ)が4位に入り、ポイントランキング首位の座を堅持した。 また、S3クラスでは櫛田正文選手(CMSC岐阜、三菱ミラージュ)が2位入賞。 Dクラスでも1本目を失敗した堀内幸一選手(三菱FTO)が2本目で大きく挽回し て2位入賞を果たした。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★第5戦終了時のシリーズポイント(全8戦中有効6戦) ※4位以下はインターネットwww.ralliart.co.jp/news/home.htmlをご覧ください。 <N4クラス> 1位:宝田芳浩(CMSC札幌・三菱ランサー) 74 2位:赤羽政幸(CMSC栃木・三菱ランサー) 57 3位:吉村修 (CMSC大阪・三菱ランサー) 51 <N2クラス> 1位:太田延昭(CMSC浜松・三菱ミラージュ)77 2位:児島 泰(ホンダ・シビック) 58 3位:山尾 英史(ホンダ・シビック) 45 <S3クラス> 1位:谷田川敏幸(スバル・インプレッサ) 77 2位:炭山義昭(三菱ランサー) 68 3位:渋谷真(スバル・インプレッサ) 65 <Dクラス> 1位:大井義浩(スバル・インプレッサ) 80 2位:河内渉(CMSC広島・三菱ミラージュ) 70 3位:高杉卓志(三菱GTO) 49 以上 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■本件に関するお問い合わせ先 株式会社ラリーアート 担当:須賀 TEL.(03)5479−2357 |
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2003/7/28 | ラリーアートニュース03-043 |
www.ralliart.co.jp RAI−03−043 2003年7月28日 株式会社ラリーアート ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ 2003年FIA世界ラリー選手権 第8戦 2003年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権 第5戦 ドイツラリー 三菱ランサーエボリューションのD・ソラ WRCグループN初優勝! ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ ■<グループN結果> ※はプロダクションカー選手権登録ドライバー/2位以下のタイムはトップとの差 順 ドライバー(国籍) 車両 タイム 1※D・ソラ 三菱ランサーエボリューション 4時間11分45秒9 (スペイン) 2※M・ロウ スバル・インプレッサ 4分32秒9 (英国) 3※J・クリッグ 三菱ランサーエボリューション 6分47秒4 (ポーランド) 4※K・シン プロトン・ペルト 9分07秒6 (マレーシア) 5※S・ブロンクビスト スバル・インプレッサ 11分37秒4 (スウェーデン) 6 H・フランコ 三菱ランサーエボリューション 16分54秒3 (ポルトガル) 7 C・ヴァンウォエンセル 三菱ランサーエボリューション 17分09秒3 (ベルギー) 8 M・ソロウオウ 三菱ランサーエボリューション 19分09秒9 (ポーランド) 9※R・トリヴィノ 三菱ランサーエボリューション 19分32秒3 (メキシコ) 10 S・ジルダスカス 三菱ランサーエボリューション 20分36秒6 (リトアニア) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■<開催概要> 1.開催日: 7月24日(木)〜27日(日) 2.開催場所: ドイツ、トリアー(スタート・ゴール) 全行程:1737.58km (SS22カ所総距離388.23km) 3.参加台数: 79台(三菱車 35台) グループA 37台(三菱車 5台) グループN 42台(三菱車 30台) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2003年FIA世界ラリー選手権(WRC)第8戦ADACラリードイッチェラ ンド(ドイツラリー)が、7月24日(木)から27日(日)にかけてドイツ南西部 の都市トリアーを拠点に行われ、三菱ランサーエボリューションのダニエル・ソラ( スペイン)が3日間の総走行距離1737.58km、SS(競技区間)22カ所3 88.23kmを4時間11分45秒9で走り、WRCグループN部門初優勝を果た した。また同部門の車両を対象に行われるプロダクションカー世界ラリー選手権(P WRC)でもトップでゴールし、シリーズポイント10点を獲得した。なお、シリー ズ逆転にむけポイント獲得を期待されたマルコス・リガト(アルゼンチン、三菱)は、 SS21で惜しくもリタイアした。 総合ではシトロエンのセバスチャン・ローブ(フランス)が今季2勝目。2位以下 はM・グロンホルム(プジョー)、3位R・バーンズ(プジョー)、4位C・マクレ ー(シトロエン)、5位M・マーチン(フォード)、6位C・サインツ(シトロエン )、7位F・デュバル(フォード)、8位P・ソルベルグ(スバル)の順。三菱ラン サーエボリューションWRC2でコンポーネント確認のために出場したクリスチャン ・ソルベルグ(フィンランド)は14位、ヤニ・パーソネン(フィンランド)はSS 11でリタイアした。 昨年、ジュニア世界ラリー選手権(JWRC)初代チャンピオンに輝いたソラが、 ターマック(舗装路)での強さを発揮した。ソラは初日のSS1でグループN部門ト ップタイムをマークし首位に立つと、第1レグのSS7カ所中6カ所でステージベス トを叩き出すという驚異的な走りを見せ、わずか1日で2位に1分57秒8差をつけ た。ソラは昨年、スーパー1600(シトロエン・サクソ)のJWRCでドイツラリ ーを走った経験(クラス2位)があり、今年はラリー前に「これまでのラリーは学び ながらの走りだった。でもドイツは昨年の経験がある。だからスタートからアタック する」と強気のコメントをしていたが、それを最高の形でやってみせた。続く第2レ グでは不安定な天候のため若干ペースを落とすシーンもあったが、それでも3回のス テージベストで2位との差を4分31秒5とさらに拡大、最終第3レグもにわか雨が 降り、ウェットコンディションになったため、無理のない走りに切り替え、一度も首 位を奪われることなく快勝した。またこの勝利で、シリーズポイントを合計18点と し、PWRCのポイントランキングを5位に上げた。「車のパフォーマンスは最高だ った。思った通りに走ることができたよ。今回の結果には本当に満足している」とソ ラ。 今季PWRCは残り2戦(オーストラリアラリー、ツール・ド・コルス)、ポイン トリーダー新井敏弘(30点、スバル)のチャンピオン獲得に「まった」をかける位 置まで順位を上げたソラの活躍に期待したい。 WRC次戦は、フィンランドラリーが8月7日(木)から10日(日)にかけて、 フィンランドのユバスキラを拠点に開催される。同ラリーはJWRC対象イベントに 設定されており、PWRCは行われないが、地元勢をはじめとしたグループN車両の 参戦が予想される。 以上 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■本件に関するお問い合わせ先 株式会社ラリーアート 担当:須賀 TEL.(03)5479−2357 |
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2003/7/23 | ラリーアートニュース03-042 |
www.ralliart.co.jp RAI−03−042 2003年7月23日 株式会社ラリーアート ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ 田口勝彦選手 2003年FIAアジア・パシフィックラリー選手権第3戦 「ラリー北海道2003」に三菱ランサーエボリューション・グループN仕様で参戦 ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ 三菱自動車/ラリーアートは、日本でのWRC招致活動をサポートする一環として、 田口勝彦/マーク・ステイシー選手組を、9月11日(木)から14日(日)にかけ て北海道帯広市を基点に開催される2003年FIAアジア・パシフィックラリー選 手権第3戦「ラリー北海道2003」に、三菱ランサーエボリューション・グループ N仕様で参加させる。 「ラリー北海道」は昨年日本初のFIAアジア・パシフィックラリー選手権第4戦 として開催され、本年もFIAアジア・パシフィックラリー選手権第3戦として開催 される国際格式ラリーとして内外の注目を集めている。競技は9月11日(木)セレ モニースタート、翌12日(金)から3日間帯広市近郊の林道を主体に行われ、全3 レグの総延長は1275.63km、うち競技区間(SS)は19か所269.23 kmのグラベルラリー。 1999年アジア・パシフィックラリー選手権のチャンピオンを獲得した田口勝彦 選手は、三菱自動車/ラリーアートの日本人ドライバー育成プログラムの一環として、 一昨年はWRC第6戦キプロスラリーにワークスカーで出場、また昨年は英国ラリー 選手権に3戦出場するなど貴重な海外経験を重ねている。昨年の「ラリー北海道20 02」では三菱ランサーエボリューション・グループA仕様で参加。終盤まで総合2 位で走っていたものの、タイヤパンクで惜しくもリタイヤ。今年はグループN仕様の 車両で、総合優勝を目指し再挑戦する。 なお、田口勝彦選手は「ADVAN・PIAAラリーチーム」からの参加で、同チ ームからは99、00、02年全日本ラリー選手権四輪駆動部門Cクラスチャンピオ ン、並びに03年FIAアジア・パシフィックラリー選手権第2戦終了時点でシリー ズポイントトップの奴田原文雄選手も三菱ランサーエボリューション・グループN仕 様で参加する。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■田口勝彦プロフィール 1972年2月7日、岡山県生まれ。 1994年ニュージーランドラリーにグループNの三菱ランサーでラリーデビュー。 翌1995年に本格的なラリー活動のため、オーストラリアに移住し、ラリーアート ・オーストラリアを拠点にオーストラリア、ニュージーランドやマレーシアの国内選 手権を転戦。1997年マレーシアに移住。2002年4月、日本に帰国し(株)ラ リーアート社員となる。 主な戦績) 1996年〜1998年、3年連続マレーシアラリー選手権グループNチャンピオン 1997年アジア・パシフィックラリー選手権(APRC)グループN5位 。 1998年APRCマレーシアラリーでグループN優勝。 1999年APRCグループNシリーズ及び総合チャンピオンのダブルタイトル。 2000年APRCキャンベララリー総合2位 2002年英国ラリー選手権第2戦ラリー・オブ・ウェールズ総合7位。 以上 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■本件に関するお問い合わせ先 株式会社ラリーアート 担当:須賀 TEL.(03)5479−2357 |
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2003/7/22 | ラリーアートニュース03-041 |
www.ralliart.co.jp RAI−03−041 2003年7月22日 株式会社ラリーアート ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ スーパー耐久シリーズ2003 第5戦 小川日出生組三菱ランサーエボVIIIが優勝! クラス2で三菱ランサーがワン・ツー・スリー・フィニッシュを果たす ■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■ ■<結果> 〈クラス2〉*クラス2は完走5台 順位 1 ドライバー 小川日出生(CMSC山形)/小林且雄 伊藤勝一(CMSC山形)/高橋則行 車両 三菱ランサーエボリューション タイム(周回数) 24:01’02.876(879周) クラス2グリッド順位 6 順位 2 ドライバー 中谷 明彦/木下 隆之/瀬在仁志/中村啓 車両 三菱ランサーエボリューション タイム(周回数) 24:00’06.829(859周) クラス2グリッド順位 2 順位 3 ドライバー 村田信博(CMSC栃木)/サトウカイチ(CMSC座間) 小暮吉則 車両 三菱ランサーエボリューション タイム(周回数) 24:00’39.777(850周) クラス2グリッド順位 5 順位 4 ドライバー 吉田寿博/清水和夫/村山智之/松田晃司 車両 スバル・インプレッサ タイム(周回数) 24:00’55.420(844周) クラス2グリッド順位 1 順位 5 ドライバー 三上和美/藤澤哲也/福田川優/高橋浩司 車両 三菱ランサーエボリューション タイム(周回数) 24:00’55.571(835周) クラス2グリッド順位 4 *CMSC(コルトモータースポーツクラブ)は、三菱車愛好者を中心としたJAF 登録クラブで、東京の本部(会長:木全 巖)および全国24支部(各々独立JAF 登録クラブ)から構成され、現在約700名の会員が活躍しています。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ■<開催概要> 開催日 7月20日(日)〜21日(月)決勝 開催場所 北海道河西郡更別村 「十勝インターナショナルスピードウェイ」 周回数 24時間レース(一周3.405km) 参加台数 35台(決勝レース出走34台、完走31台) クラス1(3501cc〜) 6台 クラス2(2001〜3500cc、4WD)6台(三菱ランサー5台) クラス3(2001〜3500cc、2WD)6台 クラス4(〜2000cc) 11台 GN+クラス(スーパー耐久シリーズ・技術規則第8条に従った車両、 〜2000cc、2WD) 3台 GTグループ 1台 プロダクショングループ 2台 観客数 32,300人(決勝当日) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− スーパー耐久シリーズ 2003第5戦「第10回十勝24時間レース」が、7月 20日(日)〜21日(月)に北海道の「十勝インターナショナルスピードウェイ」 (クラブマンコース1周3.405km)で開催された。同大会にはシリーズ外の GTグループ、プロダクショングループを加えた7クラスに35台のエントリーがあ り、クラス2には6台が参加。このうち三菱ランサーは5台を占めた。ドライバー登 録は通常3名となるが、24時間レースの場合は4名まで可能となっている。また、 今大会では初の試みとして公式予選を行わず、決勝グリッドは全クラスを通じて第4 戦までのシリーズポイントが多い順に決定された。これによりクラス2のランキング 2位につける中谷明彦選手組三菱ランサーエボリューションVIIIは総合7番手ク ラス2番手から、同じくランキング3位の大橋正澄選手組(三菱ランサー)は総合1 6番手クラス3番手からのスタートとなった。 20日の天候はうす曇り時々晴れ。24時間レースは午後3時にスタートが切られ た。クラス2では吉田寿博選手組(スバル・インプレッサ)が首位、中谷選手組三菱 ランサーが2番手で推移するが、夜半になって吉田選手組はエンジントラブルでピッ トにストップ。これで中谷選手組がトップに浮上し、小川日出生選手組(三菱ランサ ー)が2位、村田信博選手組(三菱ランサー)がこれに続き三菱ランサーエボリュー ションVIIIのワン・ツー・スリー体制となる。その後、中谷選手組は未明にブレ ーキ交換で遅れ、小川選手組が先行。小川選手組もブレーキ交換のため両者の差は詰 まるが、ともに710周を過ぎた午前10時ごろ、小川選手組はターボチャージャー、 中谷選手組はフロントデフ周りの交換を実施。この際の作業時間差で、両者の差は再 び広がった。一方、村田選手組はデフ交換で一旦吉田選手組の先行を許すが、吉田選 手組も駆動系のトラブルが2度発生して村田選手組が再逆転。小川選手組が同大会通 算4回目の優勝を飾り、三菱ランサーエボリューションVIIIが初のワン・ツー・ スリー・フィニッシュを果たした。なお、総合優勝は竹内浩典選手組のポルシェ(ク ラス1)であった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ★第5戦終了時のシリーズポイント(全8戦中7戦有効) 〈クラス2〉 1位 吉田 寿博組(スバル・インプレッサ) 82 2位 中谷 明彦組(三菱ランサー) 73 3位 大橋 正澄組(三菱ランサー) 45 4位 小川日出生組(三菱ランサー) 38 5位 松本 達哉組(三菱ランサー) 37 6位 村山 智之組(スバル・インプレッサ) 30 7位 村田 信博組(三菱ランサー) 30 8位 三上 和美組(三菱ランサー) 26 9位 植松 忠雄組(三菱ランサー) 15 以上 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■本件に関するお問い合わせ先 株式会社ラリーアート 担当:須賀 TEL.(03)5479−2357 |